子供を屋外へ連れ出そう!身体を使って脳が成長☆リハビリ用語「感覚統合」とは?

題名:感覚統合とアスレチック

子ども二人と若狭運動公園へ行きました。

施設の半分(ブランコなど)は
工事中でしたが、
滑り台、屋内砂場、よじ登っていく
木製の台など遊び場は
たくさんありました。

午後1時30分から16時00まで、
2時間半満喫。
改めて、
子供の遊び・運動の大切さを
感じました。

人間にとって必要な様々な感覚が
身につく(感覚統合)
アスレチック遊び。
この秋お勧めの遊びです。

いろいろな経験を積んで、
子供はどんどん成長していく。
これからも、
たくさん一緒に遊んでいきたいです。

感覚統合について

人間が一生涯生きていく過程には、
人間が作り出した新しい文化
(言語や文字、道具の使用、
集団行動様式、など)
を学んでいくという仕事があります。
そのための公的な学習の開始は
小学校1年からですが、
それまでの準備期間で要求される
様々な能力を表で記載しておきます。

図1 感覚統合の発達過程(エアーズ,1979)

最終産物である集中力や自信などの能力
(最終産物)が発達するには、
人間の様々な感覚器から得た情報が
脳(中枢神経)において相互に適切に
連合・組織化・統合していく
処理過程(sensory processing)が
基盤になることを指摘したものです。
各段階の発達は、実際には
らせん状に流れているものです。

レベルⅠ
①母と子の絆(信頼関係)、
情緒的安定性、母親からの触覚刺激が重要

母に抱っこされて、感覚的・情緒的に安心する。圧刺激を入れることが出来る。


②体の傾きあるいは動きの方向性や
早さの感覚(前庭覚(前庭器官と半規官))

加速度やスピードの感覚を満たすことができる。風を感じたり、座面の摩擦を感じれる。


③筋肉の収縮や関節の動きに係わる
固有受容感覚
(寝返り、はいはい、立ち上がり)

レベルⅡ
自分の身体を使って環境の物を
操作するなど、目的的な行動の
発達の重要性を指摘しています。
①身体図式
(自分の身体各部の地図が形成される)

スプーンを使うなど、道具を操作する能力を養う。


②運動企画
(実際に目や手で確かめなくても、
目的に対して自分の身体の操作が
判断できるようになる)

縄ばしごを降りる。
環境と自分の手足を予測して、行動する。

レベルⅢ
3つの主要感覚
(触覚・前庭覚・固有受容感覚)が
視覚や聴覚と統合されることにより、
知覚や認知能力の発達が進んでいきます。
①ことばの発達(聴覚と前庭覚の統合)

おしゃべり。
コミュニケーションの能力を養う。


②パズルなどの視覚的認知
(前庭-固有受容覚との統合)

視覚的認知と道具の操作
想像力や構成能力

レベルⅣ
小学校に入学する子どもに
要求される能力。
数十人の子どもがいる教室に
少なくとも30分は座り続け、
先生の話を聴いて理解し、
年齢相応の学習課題を
こなしていくことが要求されます。

注意力や集中力

以上、子どもの発達について、
作業療法士の視点で見てみました。
ひとつひとつの積み重ねが、
人間にとっては大切みたいです。

公園の三種の神器(滑り台・ブランコ・砂場)

砂場

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