寅年にちなんで

【はじめに】

新年があけ、寅年にちなんだ言葉の数々が、新聞に掲載されていました。自分なりに気に止まったいくつかの「虎」に関係する文章を紹介します。

大人(たいじん)は虎変(こへん)す】

徳の高い立派な人物は、日々、の皮の美しい模様のように、善い方向へと変化していくとの意味で、中国五経の一つ『易経』にある言葉。

より良き変革(反省なき者に進歩なし:中川平太夫元福井県知事)で良い社会になりますように。

【寅=速い動物】

その勢いの盛んな例えとして、一日の間に「虎は千里を往って千里を還る」と言われる。

英語のtigerは、チグリス川と語源が同じで、「速い」という意味がある。

【虎穴に入らずんば虎子を得ず】

虎の子を手に入れようとすれば、虎の穴に入らなければならない。目覚ましい功名を立てようとすれば、思い切った危険を犯さなければならないということ。私も、いろいろ苦労をして、技術・知識を得たつもりだが、まだまだ未熟者。病気にもなり、実力も発揮出来ず、沈殿したままです。しかし、どんな人でも立派な方だと思うこの頃。その方たちを見習い、反省と努力を少しずつ積み重ねて生きたいです。

【虎視眈々】

トラが獲物を見つけて、目をみはってみおろしていることから、機会を逃すまいと狙っている様子。

【山月記】

山月記』(さんげつき)は、中島敦の短編小説です。1942年(昭和17年)に発表された中島のデビュー作。唐代、詩人となる望みに敗れて虎になってしまった男・李徴が、自分の数奇な運命を友人の袁傪に語るという変身譚であり、清朝の説話集『唐人説薈』中の「人虎伝」(李景亮の作とされる)が素材になっています。『山月記』の題名は、虎に変わった李徴が吟じる詩の一節「此夕渓山対明月」から取られています。高校の国語の教科書に掲載されていました。また小説家を目指し挫折した知り合いの方も重なって見えたりして、記憶に残っている小説です。

ブログばかり書いていると、ふと自分も人間ではなく「虎」になっていくような気になります。独りよがりにならず、現実社会に根をはりつつ、文章を楽しめるようになりたいです。

【おわりに】

虎にちなんだ言葉から、たくさんの想像が生まれました。言葉の歴史に圧倒される思いですね。

それでは、お気をつけて。

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