オーストラリアのワーホリの帰りに、ついでだと思って東南アジアに立ち寄ることにしました。
【タイ】
バンコクでは、トゥクトゥクというタクシーで移動。屋台が多く、私もいろいろ食べましたが、常に下痢にだったのには、辟易しました。
当時のタイは、日本の昭和40年代のような雰囲気で、新興国としての勢いを感じました。また涅槃大仏や塔など、仏教が広く浸透していることもわかりました。
また、世界中からタイの女性を目当てに旅行者が集まっていることや、オカマが多いことにも驚きました。
雨季と乾季があり、スコールが降ったり、生暑い気候は、私には会わず、長くは滞在しようとは思いませんでした。
【カンボジア】
タイで旅の目的を失っていたわたしは、近隣のカンボジアに行ってみようと思い立ちました。タイとの国境は、銃を持った兵士がおり、ものものしい雰囲気でした。郊外の道は全て未舗装の超でこぼこ道、ほこりだらけの街、橋を渡るにもチップがいる、川縁で小魚を取って生計をたてている人も多く、生活の極貧を感じました。
プノンペンに到着するとすごい客引きが寄ってきます。プノンペンは、夜は危険な雰囲気あったので、早く眠りました。その後、シュムリアップへと向かいアンコールワットを観光しました。当時のカンボジアは貧しく何もなく、アンコールワットの前にも多くの少女が物ごいとして立っていました。タクシーの運転手の家にもちょっと寄りましたが、高床式倉庫のような家で住んでおり、とにかく物がないという貧しさを感じました。
【アンコールワット】
何世紀の建造物かは、わかりませんが、重機も何もない時代に、よくあんな巨大な岩・石を積み上げて建造したものだと感慨深いものを感じました。アンコールワット王朝の時代は華やかだったのでしょう。
【おわりに】
東南アジアの旅は、貧しさが見えたり、自分の何もなさが色濃くあぶり出されたような気がして、あまり楽しめませんでした。何か、歴史や調査に興味を持って旅をすれば、楽しみを持って旅行出来たのかもしれません。