お疲れ様です。speckleです。
職場で、なぜか歯車が噛み合わない「人間関係」に悩まされることがあります。「アドラー心理学」の漫画に、非常に良いことが記載されていたので、紹介させていただきます。どういう風に他人と接し、チーム作りをしていけば、自分が気持ちよく過ごせられるかというヒントです。
【他者信頼】
まず「他者信頼」がベースになります。
「誰だってカンペキではない、劣等感はあって当然」という考え方です。
自分はもちろん、他人だって不完全なのです。
そして「自分は不完全でいい、その劣等感があるからこそ前へ進めるんだ」と自分を信じるのと同じように「みんなも不完全でいい…!自分と同じ不完全な仲間なんだ…!」
「私が前に進めるようにみんなもいい方向に変わっていけるんだ…!」
と考え他人をプラスに受け入れること、これこそが「他者信頼」なのです。
ただし、世の中には劣等コンプレックス(私はどうせ駄目な奴なんだと歪んだ感情となり、他人の足をひっぱる人)や、ウンチクマウントお節介野郎(知識を振りかざして、他人を支配しようとする人)がいるのも事実です。そんな人に対しては「へぇー、そんな考えもあるんですね」とさらりと受け流してくださいね!まずは自分と意見が合う人とチーム作りをしていきましょう。
【他者貢献】
話を元に戻しますが、「みんな不完全だけど前を向こう」と意識を共有します。そして次に大切なのが「他者貢献」です。
他者貢献とは文字通り他人に「貢献」すること。人は共同体の中で生きているので、そこでの最大の「不幸」は「自分はみんなに必要とされていないのでは?」「自分がいなくても社会は関係なく回っていくのでは?」 というような強い「孤独感」なのです。
それが最大の「不幸」なので、その真逆の「みんなに必要とされていること」が、ひとにとっての「最大の幸せ」なのです。
「他者信頼」と「他者貢献」は表裏一体なので、「応援する人が応援される」ような関係作りができるような仕組み、「連絡日誌をつけて、良かった点を褒め合う、それをまとめて情報発信する」というような仕組みづくりが大切だと考えます。 しっかり突き詰めて考えて、チームの足をひっぱる人の「今の目的(劣等コンプレックス)」を、本人が気づかないようにして、別の「目的(他者貢献)」に振り向けてあげて、皆との歩調が揃うようにしてあげるのが、ベストです。
その目的は他者に「幸せ」を届けるという軸が大切。 人を幸せにすることで、人間のレベルは間違いなく上がるのです。
【自己受容】
「他者信頼」と「他者貢献」に取り組んでいけば、「自己受容」つまり「自分自身に価値がある」とハッキリ受け入れることが出来るのです。 「他者信頼」と「他者貢献」の2つが何より重要です。 どんなに成功しても孤独ではしょうがありません。 他人を心から信頼し、そしてその人の役に立っていると思える…。 そこではじめて人は自分を受け入れていけるのです。
そしてあなたが今つらいとするなら…! それは今世界の中で孤独だからです。 だから幸せになるための方法はシンプルなのです。
その答えは「ありがとう」を作り出すこと… 人に「感謝」を伝えれば、「感謝」が返ってくるのです。
それでは、お気をつけて。