「お酒はほどほどに」が間違いないようです

アルコールは代表的な嗜好品だけに、健康への影響が気になります。
1日に3合以上飲酒する人は、飲酒しない人と比べ、脳出血で約3倍、心臓病で約2倍、発症のリスクが増加しました。逆に1日2合未満だと、脳梗塞の発症リスクが約20~40%減る傾向がみられました。別の研究によると、週3日以上お酒をを飲まない「休肝日」を設け、飲酒は1日1~2合にすると健康維持には望ましいとの結果が出ました。

飲酒に伴う病気の代表的なものに、脳卒中、心不全、高血圧があります。
どれも、血液が通る血管に関する病気です。
では、なぜお酒と血管が関係があるのか?
答えは、「血糖」が関係しています。
血液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度のことを「血糖値」と言います。
空腹時は、血糖が低い状態で、血糖値が低すぎると「低血糖」となり、頭がフラフラしたりします。
ご飯を食べたり、お酒を飲んだりすると、血糖値が上がり、この血糖値を下げるために、膵臓からインスリンが分泌され、血糖値が正常値へと下がります。

膵臓で十分インスリンが作れなくなったり、
膵臓からインスリンが分泌されていても、運動不足や食べ過ぎが原因で、肥満になり、
インスリンが働きにくくなって血糖値が高い状態が続くと血管がボロボロになります。
つまり、血糖値が何年も高いままで放置されると、血管が傷つき、
将来的に心臓病や失明、腎不全、足の切断といった、
より重い病気(糖尿病の合併症)につながります。

また、お酒を飲むと楽しくなるのは、お酒を飲むと
脳からドーパミンという幸福物質が分泌されるからです。
たったの200円ほどのアルコール飲料で、幸福になれる。
しかし、そこには「落とし穴」があります。
ドーパミンは「もっともっと」の物質です。
お酒には「慣れ」の効果があるので、
そのうち、へべれけになるまで飲んでしまう。
「飲酒」→「ドーパミン」→「幸福」→「もっともっと」→「依存症」
ドーパミンとは、「依存症」の物質でもあるのです。
こうして、飲酒を長期に続けていると、アルコール依存症のリスクが
飛躍的に高まります。
アルコール依存症は50人に1人、予備軍はその数倍いると推計されるので、
まったく人ごととはいえません。

では、健康を害さない、適量飲酒とは、どのくらいの量なのでしょう?

目安は以下の通りです。
・ビール(ロング缶1本)500ml
・日本酒(1合)180ml
・ウイスキー(ダブル1杯)60ml
・焼酎(グラス1/2杯)100ml
・ワイン(グラス2杯弱)200ml
・チューハイ(缶1本)350ml

適量を楽しく飲みたいですね。
私は、ウイスキーダブル2杯。
週2日、休肝日(お酒を飲まない日)を設けています。
制限することで、より、お酒を楽しめるようになります。
あなたの飲酒量は?

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