題名:夫婦そろって一緒にご飯を食べよう。
家族みんなで食卓を囲むことは大切なことだが、
なかなかそれが出来ない家庭もある。
夫婦二人の高齢世帯でも、
生活のペースが夫婦で異なることが多いせいか、
孤食となっている家庭もあるようだ。
「いまさら毎日顔を突き合わせて
ご飯を食べるなんて」
と思っている方は、
月1回(例えば毎月ついたち)からでも、
取り組みを始めてほしい。
認知症予防。
オキシトシン活性化。
コミュニケーション力向上。
精神的な安定。
栄養バランス改善
とプラスになることの方が、
かなり多くなると思います。
ある調査によると、
「夫婦での平日1日の平均会話時間」は、
1時間以上が43%に対し、
15分以下が25%と、
ほとんどコミュニケーションが
とれていない夫婦が4分の1もいる。
1日15分の会話時間は短すぎかもしれない。
1日30分、夫婦で対話する時間を作りましょう。
コミュニケーションを取り、
安定した夫婦関係を築くためにも努力が必要。
①夫婦のコミュニケーションでは、
アイコンタクトする。
話をしているときは、相手の顔を見て、
目をあわせよう。
②女性は噂話や悪口ではなく、
自分の話を話そう。
男性は、妻の話に真剣に耳を傾けよう。
男性は理屈を説明したい、
女性は感情をぶつけたいなどと、
男女の考え方(心理特性)は違うようなので、
お互いをよく理解しよう。
③夫婦喧嘩は、意見交換会と思おう。
喧嘩も意見交換会も
「お互いが思っていることを、
言葉に出して相手に伝える」行為なのだ。
意見交換会はあまり感情的になってはいけない。
アメリカのある研究者は、
「ネガティブな感情を完全燃焼させる」カップルが
長続きすると述べている。
夫婦喧嘩は「ガス抜き」であり、
上手に仲直りできれば、
決して悪いことではないということだ。