「不安」と「ストレス」の関係

おつかれさまです。speckleです。入院となり、知らず知らずのうちに、不安やストレスがたまるものなんだと切に感じています。私の不安は、やはり仕事をして家族を養っていけるのかというもの。ストレスは、日々の家事などのタスクでのんびりとした時間をとるのが苦手な面です。そんなことを考えながら、メンタル疾患に陥るに至ったことを分析してみます。

【不安とストレスの違い】

・不安=脅威になりうるもの対して起こる「人体の火災報知器」:扁桃体を興奮させる。

・ストレス=脅威そのものに対する反応「闘争か逃走か」:ノルアドレナリンを興奮させる。

【扁桃体(人体の火災報知器)】

「ストレス性の感情(つらいな)」は「扁桃体」に作用し、それに伴うストレス刺激(苦しい)が「ノルアドレナリン神経」を興奮させます。それによって、大脳皮質や大脳辺縁系が興奮し、覚醒レベルが引き上がる(戦闘モード)のです。と同時に「自律神経」が乱れます。

図4 扁桃帯が興奮すると、交感神経優位になる

【ノルアドレナリン(物事への意欲の源、生存本能を司る) 】

「ノルアドレナリン」 は、生きる源(闘争か逃走か、一瞬で覚醒・集中し判断する)となる神経伝達物質です。交感神経を刺激して心身を覚醒させる働きがあります。また、ストレスに反応して怒りや不安・恐怖などの感情を起こします。

ノルアドレナリン神経は、脳幹の青斑核にあって、大脳皮質、大脳辺縁系、前頭前野などに神経線維(軸索)を伸ばして思考、感情、意欲・衝動を調節しています。外部からの感覚や内部のセンサーから生命の危機に陥る可能性のある各種のストレス刺激がノルアドレナリン神経に伝わると興奮して、大脳皮質や大脳辺縁系を興奮させて、覚醒レベルをひきあげます。同時に、ストレスの対処のための行動をとらせます。情動自律反応(心拍↑、血圧↑、骨格筋血流量↑、呼吸数↑)もノルアドレナリンが関わっています。

ノルアドレナリン神経

主にストレスに反応して分泌される物質で、「ストレス」に対して怒りや恐怖、不安などの感情の反応を示します。これは主に、例えば人が獣に襲われたときに、怒りで身体を奮い起こして反撃するのか、恐怖によって逃げるのかと言った、生存のための適切な行動の選択、またはそうした状況に陥らないために、常に不安を抱くことで、注意力や集中力を高めることを促す原始的な本能によるものです。

ストレスに反応して怒りや不安・恐怖などの感情を起こすため、「怒りのホルモン」や「ストレスホルモン」などの異名を持ちます。また、交感神経を刺激して心身を覚醒させる働きがあります。

【ノルアドレナリンの緊張が高まると】

常に「闘争か逃走か」という「戦闘モードの局面(ストレス)」に立たされていると、脳の中では、ノルアドレナリンンの緊張が高まり「闘争か逃走」以外のことをすべて放棄してしまいます。

睡眠→後回しにしよう(入眠困難・早朝覚醒・不眠)
記憶→後回しにしよう(海馬※の機能低下)
消化→後回しにしよう(便秘)
繁殖行為→後回しにしよう(ED・勃起不全)

※扁桃体(アクセル)と海馬(ブレーキ)は常にバランスを保ちながら、綱引きをしている。

【思考→感情→気分】

「つらいな」という”思考”が、
「怒り」「ゆううつ」「不安」「嫌悪」などの”感情”に変わり、
「苦しい」「悩む」という”気分”に変わるのです。

思考→感情→気分

「他者嫌悪⇔自己嫌悪」のわなに陥り、自分を責めてしまうことも多々あります。

【他の人に理解してもらいにくい】

メンタル疾患は、見た目では判断しにくく、他の人に「健康そう」「どこが悪いの?」と思われがちです。しかしいざ、仕事など実生活では、思考・集中が苦手でストレスに弱く、仕事が長続き出来ないのです。些細なストレスで、病気がぶり返すこともあるので、健全な精神力がある人がうらやましい限りです。

【おわりに】

一度、扁桃体の興奮・睡眠悪化のわなに陥ると、抜け出せないばかりか、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、少しずつ悪くなっていく印象です。朝散歩と気分転換を繰り返しながら、まずは、平穏に家で過ごせるようになることが、切なる願いです。

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