お疲れ様です。speckleです。
毎日、寒い日が続きます。自律神経にとっても「冷え」は大敵。この記事では「冷え」のメカニズムについてお伝えします。そして最後に「自律神経を整える習慣7選」をお届けしますので、お楽しみに。
【人間の熱源は筋肉】
冬は気温が低いので、私たち人間は、体温を上げるために、自然と「筋肉の緊張」状態が続きます。そう、人間の身体の熱源は、「筋肉」なのです。冬場に、肩こりや腰痛に悩まされるのも、筋肉の過緊張とつながっているのです。
【身体の末端の冷え】
気温と湿度が低い外気にさらされている指先は、冷たく乾燥して痛みます。自然とアカギレ・シモヤケ(極端な場合は凍傷)になりますよね。末端は、筋肉も小さく熱が発生しにくいので、指先は、冷えと乾燥、栄養不足(筋肉が収縮して血液循環不全)でボロボロ。いくらハンドクリームを塗っても、追いつきません(笑)。
【冬場に上がる血圧】
そして、特に冷えて傷んだ指先に血液(酸素と栄養、熱)を送ろうと、「心拍数が上がる」とともに「血管は収縮」します。おのずと、冬場は血圧が高めになるのです。
【冬場は交感神経優位(リラックスしにくい)】
こうして「筋肉の過緊張」「心拍数増」「血管の収縮」「高い血圧」によって、冬場は、身体から「交感神経が優位」になってしまうのです。人間が環境に適応するために、身体が反応しているので、仕方がありません。特に1月~2月、調子が上がらないと感じる人が多いのも、こうして「交感神経優位」という「自律神経のかたより」が関係していると考えられます。
私も、秋風が冷たくなった頃から、なぜだか朝早く目が覚めてしまいがちで、睡眠の調子が悪かったのです。ある日、自分でよく考えてみると、何となく「冷え」というキーワードが思い浮かびました。それ以降は、「冷え」から身体を遠ざけようと、睡眠時には、電気敷毛布を使うことにしています。ただし、深い眠りに陥るためには、深部体温が1度下がるのが理想なので、事前に布団を温めて眠る前にはスイッチOFFが大切です。
「電気毛布」。たったそれだけのことですが、近頃は、かなり睡眠が改善できたように感じます。
身体を「冷え」から守ることは、「心の健康」を維持する上でも大切なようです。
【冬場の食事】
冬場は、副交感神経が鈍り、消化器官も弱っているので、夕食では、鍋・豆腐・煮込んだ野菜・雑炊など「消化が良い食品」を食べるのがオススメです。是非、大根、白菜、ブロッコリー、冬の魚など旬の「食材」を積極的に食べましょう。
夕食後は、しばらく休み、湯船に浸かってリラックス。夜は、暖かい布団で眠りましょう。
【自律神経を整えるための習慣】
「自律神経を整えるための習慣 7選」を作ったので、ご覧ください。
調子が上がらない冬場だからこそ、自律神経をキープするための「努力」が必要だと考えます。
年齢を重ねるにつれて、副交感神経は弱ってくるので、健康維持のための習慣として、1年を通して参考にしていただけると嬉しいです。

【追伸】
実は私、料理好きなのです。旬の食材を積極的に使って、インスタグラム(speckle.blogのメニューバーからアクセス可)に投稿しています。そちらの方も、覗いてみてください。
とりあえず、出された料理は、旬であろうとなかろうと美味しく食べてくださいね。
それでは、お気をつけて。