「自律神経」を整えるための「呼吸法」

人は「ストレス」 を感じると、交感神経が高くなり、無意識のうちに呼吸が浅くなります。すると、血流の流れが悪くなり、脳や身体の酸素が十分いきわたりにくくなり、自律神経が乱れる原因になります。

ワンツー呼吸法とは、
❶3秒かけて鼻から息を吸う
❷6秒(倍の秒数)かけて、口から吐く

ポイントは、背筋をまっすぐにすること。猫背だと、胸郭が十分に開かないのです。
息を吸った後に胸を広げるイメージで、それから「フーッ」とゆっくり吹いていって肺をすぼめさせていく。これが正しいやり方です。

「吸う:吐く=1:2」の長さです。吸うより吐く秒数を2倍にするこの呼吸法、1日1回3分間を習慣化することで、自立神経を整えることに役立つと言われています。

皆さんは、日々のことに追われて「呼吸」なんか意識していないと思います。なぜ意識しないのでしょうか?それは、呼吸というのが「無料」だからなのです。一回50円とかだったら、皆さん必ず意識するはずです。呼吸に集中する時間を持つことが出来れば、皆さん必ず、心身が整い、変化を実感できるはずです。

時間を決めて、「日記を書く時間」「寝る前の3分間」「朝起きた後の1分間」とか、どこでもいいのです。「呼吸だけを集中して実行する」時間を作ると、やはり身体というのは変わっていきます。「ひと呼吸は50円の価値がある」と念じながら、呼吸をするとひと呼吸一呼吸が愛おしくなってきませんか?

「自律神経」を整える日記の記事でも書いてありますが、1日を振り返り、日記を書いているときに呼吸が整います。ゆっくり呼吸をしながら。「3行日記」を書く。このくらいなら、忙しい方、雑な方でも「自分のため」なので出来ると思います。ぜひ取り組んでみて下さい。


Q. 1吸って、2倍に吐くのはなぜか?

A.吐く息(呼気)の時に、自律神経のセンサーが働くのです。それが影響して、副交感神経が上がる。医学的にもわかっていて、「呼吸」というのが重要なのです。とくに寝る前には、「日記」と「呼吸」で「1日のストレスを吐き出すこと」「リセットして眠りにつくこと」が大切なのです。

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