自律神経を整えたいと思っているあなたへ
「気持ちが休まらない」「不安だ」「眠れない」「やる気が起きない」「楽しくない」「身体の調子が悪い」これは自律神経の乱れなんじゃないか?と悩んでいるあなたへ。
私も同じ悩みを持っていたので、どうにか調子を取り戻していただきたいと思っています。
よろしければ、私の回復の道のりを参考にしてみてください。
自律神経を整えるには、少し努力が必要ですが、毎日少しずつ取り組んでくださいね。
その方法は、毎晩寝る前に、あなたが持っている手帳やノートに日記を書いていただきたいのです。普通は、日記を書くというのは、面倒くさいので「3行日記」というものを、是非書いていただきたいのです。書き方は簡単。
手帳であれば、日付の横に①②③を書いて、1行ずつ書いてください。
ノートしかない方も、日付を書いて①②③、是非実践してみてください。
①の嫌だったこと←これが、やはり1日の中での、一番の「身体・心のストレス」なのです。
Q.書くことが吐き出すことになるのか?
A.身体の中にストレスが入っていると、それがモワモワしていて、グレーになっていて、「なにかわからないものに対してストレスを感じている」状態になるのです。ところが、書き出すことによって、「何がストレスなのか、何が不安なのか、何が嫌なことなのか」というのが、明確になります。それだけで「ストレス」というのは軽くなるのです。それが自律神経を整えるのに、非常に重要になるのです。また、嫌なことを書くことによって、人間は覚えているのです。また同じ状況になった時に「やらないようにしよう」という感覚が働くようになる。例えば、
「①お菓子を食べすぎた」と書くと、「今度は食べ過ぎないようにしよう」という感覚が働くようになります。また、別の日記では、
この場合、仕事中、同じ現場で①残業になった(嫌なことと)②褒めてもらえた(良かったこと)があるとします。同じ現場でも①と②があるんだと思える。人間は「嫌なこと」だけ書いたり思っていたりすると、「嫌なこと」のほうが絶対大きい(※ツァイガルニク効果)ものなのです。だから、嫌なことを先に書いて、外に全部吐き出してから、②の良かったことを書く。「今日こんないいこともあったー」と書くと「嫌なこと」がかなり薄まってくる。これが重要なのです。ネガティブから書いて、次にポジティブに切り替えるというのが重要です。
そして③の「明日やらないといけないこと」は、常に心の中にあるのです。
これが「ボディブロー」のように効いてきます。それを一つずつ解決していく。そうすることで「自分のストレスは何なのか」が明確になってきて、それを一つずつ解決していく手段になるのです。
ツァイガルニク効果 (Zeigarnik effect):人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
Q.なぜ1行がいいか
A.「1行にまとめる」には、どうしたら出来るかというと全部が理解できていないと、一行にまとめられません。まとめないと、ずーっと長々と書いてします。そうではなくて、全部がわかっているから、この案件に関しては、「この一行なんだ!」ということが、頭の中で丸め込んで吐き出せる。本当にストレスやすべてが明確に一行に集約される。だから自分の考えにポイントが出来てくるのです。そして、継続すると自己洞察が進みます。嫌なこともシンプルにまとめられるので、是非、習慣化してみてください。
自分を第三者的に見ることも大事です。
自分を「第三者の視点で見る」というのが、自律神経には重要なのです。自分が視野が狭くなってしまうと、周りが見えなくなります。それを第三者的な立場から、自分自身を見つめ直すというのが、ものすごく心を整えるためには良いのかなと思います。慣れてくると「自分の脳から、文字となったストレスを切り離す・吐き出す」イメージが出来るようになります。3日坊主で終わってしまうともったいないので、楽な気持ちで続けてみましょう。
「まず嫌なことから書いて、ポジティブで1日を閉じる」何か良い気がしませんか?
寝る前に「嫌なこと」が身体にまとわりついたまま眠りについている人は多いのかもしれません。日記を書くことによって「考え」がシンプルになるのです。「1つやればいいっかー!」と思えるようになり、考え方が変わるのです。
慣れてくると、サササーっと書けるようになり、10日ほど続けると、自律神経が整い、自己洞察が深まってきます。
そして、書くことによって、自分のやりたかったこと、やりたいことが集まるようになります。それに伴い、自然と情報が集まってくるのです。
継続すればするほど「書くことによる不思議なパワー」に驚くと思います。手帳に書いているときは、ボールペンと手帳は、身体につながっている臓器の一部です。手帳から手が離れた瞬間、もっと言えばペン先を文字から離した瞬間から、その言葉は、アウトプットし自分の手元から離れた「一つの感情」になるのです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。