「Webライティング」の極意ベスト12

Webライティング最強化セミナー
講師:樺沢紫苑先生

樺沢先生は、23年間、情報発信を続けているそうです。
そのノウハウを今回教えていただきました。
「工夫すると上達する」この一言に尽きるようですが、
中身についても具体的に教えていただいたので記載させていただきます。

①「わかりやすさ」をつきつめる。
中学生が読んでも、理解できる文章を目指す。わかりづらい文章は、内容が伝わらない。
日本人の47.3%は、「月1冊も本を読まない」が、スマホは、毎日見ている。
だから、かなり「わかりやすく」書かないと伝わらない。
ただ「平易な文章を書く」ではなく、「FACT」と「TO DO」を書くなど、工夫すると良い。

②「視認性」←見やすいか
読まなくても「パッ」と目に入っていくようにする。
みんな「パッ」っと興味がある「キーワード」に目がいき、ようやく読む。

③「括弧」を上手に使う
一瞬で分かるようにする。「」に自然と目がいく。結論は、「」で強調する。
ビジュアル的に刺さるように書く。

④段落を使う。
パラグラフ(同じような内容がまとまって書かれているブロック)を使う。
テンプレートを使って、参考になるような「パラグラフの展開」をまねる。
そうすると「構成」が簡単。
パラグラフテンプレートの例1
段落1:イントロダクション(問い・つかみ)
段落2:データ・統計(説得力)
段落3:小まとめ
段落4:科学的根拠
段落5:ノウハウ、活用法、TO DO

※科学的論文を読むのも、工夫すれば15分で読める。
パラグラフ毎の一行目に「結論」が書かれている。
それに目を通して、自分に必要なパラグラフだけ精読すれば良い。
パラグラフリーディングと呼ばれる手法。
テンプレート例2
段落1:問い
段落2:結論
段落3:エッセンス

テンプレート例3
段落1:序論
段落2:本論1
段落3:本論3
段落4:結論

上手に、テンプレートを活用する。
「はじめに」の出来で、ベストセラーが決まる。
「OUTPUT大全」の「はじめに」のひな形が最強。
以降の本は、その流れを参考にしている。

⑤分析眼で記事を読む。
「情報発信者」のあなたは、
「記事がどういう構成なのか」「読ませる力はどこにあるのか」
を分析しながら読みましょう。

⑥一文は3行を超えない。
見やすくする。接続詞を使えば、文章を分割できる。

⑦読点(、)多め
ネット記事の場合は、本より「読点やや多め」を意識して推敲する。

⑧かな文字多め、漢字少なめ
Webライティングトレーニング術
毎日、時数を決めて書く。
例えば400文字。(100文字のパラグラフを4つ)短くシンプルに書く。
本・映画の感想をブログ・SNSに投稿。
Twitterの「3連投」140文字×3でも良い。
1:全体の感想
2:気づき
3:TO DO
異なる3つの視点(多様性のある視かた)が必要。

⑨書いた文章を必ずフィードバックする。
インプット→アウトプット→フィードバック
ブログサイトは、「お問合せフォーム」を必ず作る。
「執筆依頼もよろこんで対応します」と書いておく。雑誌掲載歴もアピールにする。
「アフェリエイト(成功報酬型広告)」も貼っておく。
検証することは、
①アクセス数
②いいね、コメント、シェア数(共感されているか)
③クリック計測
④購入者数
⑤「タイトル」がキャッチーか※例:発達障害サバイバルガイド…など

⑩最初から上手な文章を書こうと思うな
①メモ:Facebokk・Twitterで下書き、情報のストックをする。
②リライト:メルマガ・ブログで整理して、発信。
③書籍化:本にまとめる。
①②③が本が出来る一連の流れで、一つの筋が通っている。
出版までの流れは
①樺沢塾、動画(バズった動画はみんなが悩んでいることなのだから、ベストセラーにつながるに決まっている)、セミナー
②草稿
③再稿
④完成・出版

例えば、科学的な研究の情報を発信しておく。
日頃の情報発信が、情報のストック(蓄積)になっている。
自分の財産になっていることを理解したほうがいい。
最初は、アクセスがないが、500円貯金していると考えること。
蓄積・ストックが大事。

⑪書き始める前に勝負が決まる。
原稿は3段階で書く。
①題材内容を決める
②構成を決める
③書き始める
☆「ニーズ」にフォーカスし、マッチする記事を書く。
マーケティングして、世間に教えてもらう。
悩みを集める。みんなが困っていることは何だろうと考える。
ニーズは「客」の頭の中にある。
例えば、出版する場合は、目次だけで15ページある。
まず「Word」で、
①見出しを作る
②見出しのアウトラインレベルを設定する
③見出しスタイルを設定する
などの「構成」を頑張って作る。構成を決めてから、「本」を書く。

⑫タイトル命
「タイトル」「サムネイル画像」→
「クリック」→
「本文」→
「リツイート」「シェア」
「バズる」ために「記事更新」したら「SNS」で拡散する。
どれだけ良い記事も拡散しないと広がらない。
「文章力」×「拡散力」が必要。
本文は、わかりやすく書く、内容はブラッシュアップする。
基本的に「悪口」は書かない。
「だ・である」調ではなく、「です・ます」調で書くと、柔らかく伝えることが出来る。
非難・批判はやめておき、ポジティブな記事を書くことを心がける。
タイトルは大切+テーマ、サムネ画像。
タイトルのつけ方は『「〇〇〇」……』のように、「キーワード」を先頭にする。
SEO対策にもなる。

⑬適切な時間に書く。
午前中、夕方、夜なのか、時間を決めて書くと良い。

まとめ
良い記事を書くと、反応が出て、商品が売れて、うれしい。
マネタイズ(収益化)は、連動すると、ものすごい収入が入る。
連動・かけ算で「結果」が出るので、心理塾で、継続して学ぶことがオススメ。
スティーブンキング「書くことについて(たくさん読み・たくさん書く)」や村上春樹「職業としての小説家(毎日ランニングの運動・海外のカフェで執筆)」でも、著者の執筆姿勢が書かれていた。1行・2行にこだわって書くだけで、全然違うので「読みやすい文章」を「毎日書く」ことをこころがけて下さい。
良い文章を模写するトレーニングしたり、一日経って自分の文章を読み返すのもオススメです。

何かあったら「メモ」するクセをつけると良い。
『体験「感情+意見」』をメモする。
箇条書きで構わない。

要約力を養う。
グループ分け、優先順位を意識して、人に説明することを毎日すると、要約力が養える。

自分の好きなコンテンツ、社会に役立つコンテンツを発信できる時代です。
ぜひ、皆さんも「情報の受け手」から「情報発信者」に変わっていきましょう。



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