題名:要介護2から要支援2へ。
介護保険の更新認定で介護度が2段階下がった方がいる。
見事復活を遂げた彼は、
居室を1階からもともと居た2階に移し、
自転車が乗れるまで回復した。
健康に目覚めたその人は、
健康しか考えらなくなり、
毎日5000歩、6000歩と
過剰に運動に取り組み始めていた。
さらに、自転車でも移動範囲をどんどん
拡げていったのだ。
このままでは、
いつか身体に負担がかかったり、
転倒など思わぬ事故で、
再び健康を損ねそうだったので、
私は、真の幸せを獲得するために、
取り組んでほしいことを説明した。
それは、つながりの幸福。
こころと身体の健康(セロトニン的幸福)を取り戻した次は、
つながり・愛(オキシトシン的幸福)を積み上げてほしいのだ。
妻と二人暮らしだが、
食事は別々、会話もほとんどない生活を
何年も積み重ねてきたせか、
すれ違い夫婦となっていた。
そこで、樺沢紫苑著「3つの幸福」を紹介した。
また、独りで病院受診(眼科)受診をしたいと
希望していたので、
息子さんと一緒に受診することで、
つながりを育むように提案した。
さて、これからどのように幸せを
摑んでいくか、楽しみだ。
