題名:少年野球は教育の場
少年野球(スポーツ少年団)では、
気をつけなければならないことが
あります。
大人(親あるいは指導者)が、
どうしても熱くなってしまい
勝利至上主義に陥ってしまったり、
技術的に劣っている子に
がっかりしてしまう場面が
みられます。
指導者と保護者の間で、
意見の食い違いから軋轢が生じる団体も
少なくないようです。
意見がある親は、必ず
指導者とのパイプ役になっている
保護者会役員の方に相談してみて下さい。
また技術的に優れた子が
「仲間を見下す」ことも
あるかもしれません。
そんな場面を見てしまうと
むなしいですよね。
根性主義や勝ち負けに
必要以上にこだわるところは、
封建制度や軍隊からきているようです。
忘れてはならないことは、
小中学校の部活動は、
あくまで勝利至上主義ではなく、
みんなが楽しめるように運営する
教育の場だということです。
むろん技術が上達するように指導や運営の
工夫をしますが、最後は勝敗より
みんながどれだけ楽しめたかが重要です。

うまくない子や頑張っている子を
仲間として大事にして、
一緒に楽しむ知恵と優しさを
もっているのが、
優れた選手、指導者、保護者、チームです。
スポーツなので、
どうしても勝ち負けがつきまといます。
勝つことは難しい。
根性主義ではなく、科学的裏付けをもとに
練習して、みんなが楽しんで勝つ。
それをみんなで分かち合えたら最高ですね。